2 8 .玄関先の贈りもの

日々の祈りのお手本にしているトーシャ・シルバー著「私を変えてください」より、今日届けたいメッセージを抜粋しています。

 

誰かが私のアパ ートの部屋のドアをノックしていた 。
どなたですかと訊ねると 、聞き覚えのない声がする 。
のぞき穴の向こうに見えるのは 、しわくちゃの服を着た男 。
私はドアをあけずに 、何の用かと訊いた 。彼は優しい声で言った 。

「心配ご無用です 。ドアをあけるには及びません 」

そして 、なんとも豪華な封筒を 、ドアの下からいくつも差しこんできた 。
秘密のラブレタ ーのように凝ったリボン飾りがついていて 、どれも見事に達筆だ 。
そして 、彼がガサゴソと音を立てるのが聞こえ 、その後 、去っていく足音がした 。
やがてドアをあけると 、箱が山積みになっていた 。
びっくりするほど素敵なプレゼントがいっぱいだ 。
私はそんなに物欲の強い女ではないけれど 、様々な色のカシミアのショ ール 、キラキラしたハンドバッグ 、切り子のガラス瓶に入った香油など 、どれもが私の好みにぴったりだ 。

という夢について 、私はよく考える 。
もしこれが 、この瞬間最も重要な贈りものを 、たとえ表向き魅力的でないところからでも受けとることだとしたら ?
神は私たちが必要とするすべてを 、それこそ最も秘められた 、隠れた好みさえもわかっている 。
そして多分 、あの贈りものの運び手はむさ苦しい身なりの聖者だったのだ 。
ありとあらゆるだらしない恰好に変装し 、自分を愛してくれる人々を訪問したと言われるル ーミ ーやハ ーフィズのように !

最愛の神よ 、私を変えてください ― ―毎瞬の贈りものを 、たとえそれがわけのわからない形でやってきても 、喜んで受けとる者に 。神から秘密のプレゼントを直接もらうかのように 、何であれ来るものを受け入れさせてください 。