修験道

神子修行に行ってきました。清々しい生まれかわりの行[出羽三山・山形県]

こんにちは。
Emmy(@choosejoy8888)です。

山伏の星野先達の腹落ちするお話が大好きで
宿坊である大聖坊に出入りするようになり
3年にはなったでしょうか・・・

その間に、大聖坊に出入りしている修行を終えた
方々と交流する機会も多くありました。

修行は苦行と思っていた私は現代において
修行を喜々として行っているキラキラしている人たちを
不思議さと憧れをもって眺めていました。

先輩山伏の「楽しいよ〜」の一言に「え?辛くて苦しいんじゃないの?楽しいの?」と
いよいよ疑問が極まって、ついに飛ぶこむ覚悟ができてしまいました。


この度、令和元年の良き節目の年に
はじめて出羽三山で行われる神子修行へ参加してきました。

ブログの更新が滞ったのは
この修業があまりにも私の中で大きな意味を持って
前にも後にも大きな影響を与えていたからです。

神子修行とは

出羽三山も長らく女人禁制の戒律を守ってましたが
開山1400年にあたる平成5年、
前宮司さんの「これからは女性の時代」というお考えのもと
始まった女性だけの山伏修行です。

3泊4日の間、お堂やお山にて、行がおこなわれます。
その修業の内容は「秘して語ることなかれ」のとおり。

修行を無事に終えると
行を率いてくださっている大先達様より
山伏名をいただき「女性山伏(神子)」となります。

参加を決めた瞬間から修行がはじまる

「何が行われるか」わからないから
不安、心配がふくらみます。

持ち物の情報も必要最低限ですし、
ネットの情報を見ても「死にそうになった」などの感想が目につきます。

わたしは出羽三山に近いところに住んでいるため
そのお山の厳しさを下手に知っているだけに

そこで、どんな修行が行われるのか、果たして自分の体力で
付いていけるか、怪我や命の心配までしていました。

だけど、参加を決め日にちが近づくにつれ
不思議と腹がすわっていて、
だんだんとワクワクした気持ちになりました。

留守中、残していくペットや家族だけの心配が残り、
うまれかわりの修行に行くわけだけども、
あれ?これって実際に死にゆく人の心境みたいだな・・・と思ったりもしました。

参加をお考えの方へ、持ち物のヒントを

神社から配布される必要な持ち物の情報には無かったけれど
あったら良かったと思ったもの。

何がNGでどこまではいいのか、とてもわかりずらかったので
わたしが勘違いしていた事を踏まえて持って行くと良いものを
ヒントとして書いておきます。

大きな荷物は運んでくれます。

全部の荷物を自分で背負ってお山を登っていくものと
私は思っていたので、必要最低限の荷物にし軽量化を意識しましたが
大きな荷物は予めお堂に運んでくれます。

あると良いもの

● 油性マジック→持ち物に名前を書く
● 小さな裁縫道具
● 汗拭きタオルは白いものを
● 足袋靴下は白くて長さがあるものが良い(神社で販売のものが良いかも)
● 水筒
● お山の上でお買い物する機会あり、現金も忘れず
● 最低限のお化粧品、日焼け止め(取材がたくさん来るため、お化粧はしてもよいとの事)
● 小さいピンチハンガー
● 山の夜は寒いので白いダウンやパーカーを持参している先輩もおりました。

わたしがいただいた神子名

へなちょこながら満行して頂いた名は啓窓
読み方は「けいそう」です。

「窓」という文字に
最初はなんだか受け入れがたさがありました。

他の方のように
もっと古くて渋い漢字をひそかに
期待していたせいか、
拍子抜け感がありました。

その分、この「窓」について
ずっと考えていました。

窓は光や空気を入れる所。
また、内と外を繋ぐもの。

空間と空間をつなぐ、
光を入れて風通しをよくする。

「啓」には閉じたものをあける。
未知のものを明らかにする。
先払いなどの意味もあるそうな。

いただいた神子名のその意味を考えていくのは
自分自身でとのこと。

この一文字一文字を胸に
今後も大切にしていきたいと思います。

神子修行に参加して、結局どうだったか

本当に修行前から含めるといろいろ、
修行中は混乱も辛いことも、もちろんありました。

だけど、結果的に終わってみたら「清々しさ」が残り
最初に山伏の先輩に言われたひとこと「楽しかった!!」のとおりでした。

また来年も参加するかと言われたら
また参加したい!と思っています。

お山の中で汗水たらすのは本当に気持ちが良かったです!!!

ABOUT ME
emmy
須藤絵美(Emmy) 秋田県生まれ |  秋田公立美術工芸短期大学卒 |  四柱推命鑑定師 |  たまゆらフォトグラファー |  せっかく地球に生まれてきたのだから、やりたい事全部やる!をモットーに日々チャレンジ。本当のその人らしさとは?を四柱推命で研究中。 写真を撮ること、生き物と戯れること、ゆっくり自然の中を散策することが大好きです。 人と自然を繋ぐ祈りの写真家を目指して。 羽黒山伏神子(みこ)名 「啓窓(けいそう)」